2014年3月31日月曜日

"Atelier Ma"

一年前くらいからひっそりと始めた人形のartwork Atelier Maアトリエ・マ
ひっそりとゆっくり作って。いつか販売していこうか思って。でもまだ数が少なすぎて。


 「Crazy puppen」 狂い人形ゴムシリーズ





Geburtsgeschenkお誕生祝い人形シリーズ

 



お誕生祝いは友人達の出産祝いに作ったもの。
地道に増やしていこう。


★ ★ ★



ブログを久しぶりに綴るので、最近モクモク考え事をした事を。

◆大人と子供について。

日本でいう「大人の対応」に疑問がある。
昔から周りを見渡せば私だけ何かを突き止めようと必死になっていた。
疑問があれば解決するまで考えて、対象が人であればしつこく質問をしてきた。
そんな自分も嫌にもなったがどうにも適当には折り合いをつけれなかった。
嘘が嫌いで正直に生きて行きたかった。

周りはそれを「子供っぽい」か「気が強い」と言っていた。
もしくはなんでもハッキリ言う人だと。
それが悪い事のように言われた。悲しい時もあった。もちろん自分も沢山悪かった。

日本でいう「大人」は気になる事も口にせずに察して知らないふりをする事。
それが気を使える人であるらしい。気の使えるのは素敵だが、それを利用して逃げる事も容易くできる。本人目の前にして口に出さずに、隠れて口に出す事。
それが「大人」。そして忘れたフリをして起った出来事が記憶から散っていくのを待つ事。それが「大人」だった。 


でもヨーロッパでは逆転していた。

日本で言う「大人」は「幼稚」だった。
スイスで生活して見てきた「大人」はクールでスマートに事実を見つめて話合える人。意見を言い、聞き、お互いに納得いくまでとことん話す事。 私はそのタイプの人の多さに感動した。

それと、あんなに気が強いと日本で思われていた私なんか、甘い甘いシュークリーム程度だった。上には上が、その上には上が、またその上が。

語学学校には色々な国の人種が集まって、面白かった。ラテン系の生徒がとにかく主張が強く、いい年でも同じくらいの年の先生に歯向っていったり。めちゃくちゃだった。
喜怒哀楽がそこら中に漂っていて、人間らしく、刺激的だった。
これはこれで「大人」からかけ離れた光景だった。

どっちの「大人」が心地良いかは人それぞれだ。
でも私は後者のほうが信頼できる。そしてそうありたい。


ciao ciao