2014年11月27日木曜日

◎作品出品〜 in Osaka 〜

先日日本一高いビル、あべのハルカスにて開催のグループ展に参加致しました。

告知が出来ずに、、、、今更ですが。


阿部野@ラブPOP

日程 11月20日 - 11月26日 10:00〜20:00(最終日は17時まで)
会場 あべのハルカス近鉄本店 F11美術画廊
・出品作家
大平由香里 こぺんなな 山内大介
古家野雄紀 Eri Tsutsumy 谷口朋栄
土井沙織 後藤美桜 若佐慎一 菅野瑠衣
坪井麻衣子 山本雄教
  
今回のグループ展はART@JUNGLEといい、日本国内の若手作家で構成されるグループ展示。キュレーターは画家の丸山勉先生。

大阪も初めてだし、あべのハルカスも、初めて。
初めてづくしのだったが、在廊していた2日も濃い時間となった。
普段は他の作家と話す機会もないので、参加できて良かった。人それぞれの取り組み方、作品の制作の仕方、売り出し方があるものだとつくづく感じた。
アートジャングルだけに様々な作品があり、皆様の作品に埋もれてパンチ力のない私の絵は目立っていなかったけど。それでも足を止めてもらえる強い作品を描きたい。

「作品がモノを言う」

それを信じていつものようにじっくり取り組むしか無い道だなぁと改めて思う。
いい作品とかよくないとか。あの色が、この色がとか。
色々あるが、最終的には好み!  の世界だと思う。
その人の人生の何かに触れる事で出来たり、感情にマッチしていたり。
あるいはお家の家具に合うとか・・・・。

難しい世界。でも簡単で単純。そして無くても生きる上で困らない。
そんな不思議な世界。 たのしいな。


ciao ciao

 
  

2014年11月5日水曜日

◎作品出品のお知らせ

今月はありがたい事にいつくかのグループ展に出品させて頂きます。


- Jo•She•Ryoku 絵画展 -

日程 11/5 〜 11/11

会場 小田急百貨店 新宿店本館10階
   
女流作家のグループ展になります。DMにも作品を載せて頂きありがたや。







- 霜月の会 洋画展 -

日程 11/12 〜 11/18
会場 名古屋栄三越 F7 美術サロン

素晴らしい先生がたの作品に並ぶ事が大変恐縮です。
在廊はしませんので、作品だけ名古屋に行けていいなぁ〜と思っております★


お近くに行かれる方がいらっしゃいましたら是非〜。


ciao ciao

 

2014年9月26日金曜日

Ausstellung in TOKYO


9/11~9/17まで開催した先日の個展の様子。




両親の昔のお知り合いも集合して在廊最終日は賑やかな雰囲気。
私が3歳くらいまで住んでいた茨城から沢山お越し頂いて、ありがたかった。
他にも福岡から関東に移った友人達やスイス時代の友人・・・
福岡では会えない人たちが駆けつけてくれた。個展開催にあたって作品を発表できた事と再会の場になった事も幸せだった。在廊が3日だけだったのでちょっと残念だった。


スイスから日本に帰国して2年目の嬉しい出来事。
30歳までには東京で個展をすると決めていたので、偶然・・・・に近い形で叶った事を奇跡と思っている。必然だったと言うにはこれからの自分次第だと思う。

 今年は自分の中では特別な節目の年。なんたって30歳だ。

30歳までに芽もでないなら自分でわずかでも信じていた才能とか今までの努力とか経験を全否定していいくらいと思っていた。このまま絵を描く事が何の意味もなさないと思わずにはいられない。そう、日々自分で自分を追い込んでいた。
何に向かっているのかも分からないまま、ただただ描いてきた。
スイスでも日本でも変わらずに。

正直に納得いくまで描いてきた。
人に自慢できる事は今の所それだけ。

今回は東急ギャラリーの方に大きなチャンスを頂いた。感謝しきれないくらい。
得体の知れない私なんかをフォローしてくださる。とてもありがたい。
前より少し絵を描いている意味が出てきて、モチベーションも高まった。

足下をよく見ていつものようにじっくりコツコツやっていきたい。
自分はどこにいて、何を見て何に囲まれてきたのか。それを感じて描いていきたい。

作品制作から離れようかとか色々悩んだ時期に、不意にでてきた昔の手紙。

「結婚おめでとう。大切な事は忘れないように。」と記してあった。

それからその言葉はいつも残っている。
どういう意味かは本人に聞いていない。聞かなくてもいい。



今回は3ヶ月で23枚の油絵を描き上げた。
前より制作のスピードと集中のコツがアップしているような・・・そんな感じ。




ciao ciao



2014年9月6日土曜日

幸せを願う。

スイス時代に仲良くしていたメキシコ人のアーティストがいた。
彼女とは特別な関係で、ずっと昔から知り合いだったように気が合った。
喧嘩というわけでは無いが、ちょっとした行き違いとかお互いのプライベートな状況が絡み合って疎遠になった。 

そんな彼女から数年ぶりにメッセージがきた。

昔の二人の写真をアトリエで見つけたという。
気になって私のHPを見て、今は日本に居る事。作品を制作し続けている事を知ったようだった。

出会ったころから私の作品をいつも褒めてくれて、相変わらず好きだといってくれた。
実は私も彼女のHPを思い出しては見て、元気にしているな。とか
作品が明るくなってきて良かったな。とか勝手に思っていた。
彼女が制作を続けている事が私のやる気にもなっていた。

繊細で感情の固まりの様な人だった。
笑顔がとても暖かくて愛情深いのに、一方で地獄から世の中を見るような顔をしていた。会うたびにその表情は違っていた。
戸惑う事もあったが、それはそれで面白いとも思っていた。
そういえばあの頃の私は今まで以上に感情的で、何かが移っている気さえした。
いいのか悪いのか。それはよくわからなかった。



きっと何気なく思い出したのだろう、変なやつと仲よくしてた事を。

「i just wanna said Hi!」

それだけでなんだか長い間つっかえていたモノがとれた気がした。
ありがとう。






写真:スイスにて



ciao ciao

2014年9月2日火曜日

ふと。

青春映画をみてふと、自分のその昔の空気がよみがえって来た。

冷たい日々。 凍り付いて解けない、冷たい冷たい日々の事。
人は家庭環境が悪くなくても孤独のど真ん中に行く事がある。
私はそのいい例だった。

忘れた頃にふと やってくるその頃の空気感。
悪夢に見る事もある。

今の私から想像もつかない様な言葉や目つきや態度。
誰か私を誘拐して早く殺してくれと見えない何かに願った。
見えない何かを求めて宛ても無く夜道を一人さまよった。

なにも起らなかった。
 
この世の人間が皆敵に見えていた。
誰も信じれなくなっていた。

私がもう一人居ればいいのにと何度も思った。
もう一人の私はこの私を見つけ出し、抱きかかえて守ってくれる。
そんな妄想を繰り返していた。


そんな日々は絵や詩を描いた。自分の生み出す作品に救われた気がした。

今はもうもう一人の自分を求めなくとも、生きてゆける。
自分が強くなったから。
そして少なくても理解者が居る事がわかったから。

冷たい日々は今はとても貴重な宝物になって私の中に眠っている。
怒りや悲しみや憎しみがその日々には詰まっている。
その日々が私の疑問を明確にし、解決策を打ち出し、人生をシンプルにしてくれた。

きっと人間皆持っている日々。
遅かれ早かれやって来る冷たい日々。

今日は久しぶりに思い出して
あの頃の死んだ目をした自分にあってみた。


ciao ciao


2014年8月24日日曜日

◎お知らせ


 ー Eri Tsutsumy 絵画展 ー

日程:9月11日〜9月17日
場所:渋谷・東急本店 8階 美術画廊


東京にて個展を開催します。
油絵とコラージュの新作ばかりです。お時間あれば是非。




日本に帰国して二年。ギャラリーでの個展は3年ぶり。
どんな人が私の絵を見て興味を抱いてくれるのだろう。こんな機会をせったく頂いたので少しでも先に進んでいけたらいいと思う。じっくりことこと。じっくりコツコツ。


ciao
 




2014年8月22日金曜日

The collection of Sunday

  

最近めっきり無口になっている。人に会っていない事も原因の一つかと思う。
元々無口な方だけど、更におしゃべりではなくなった。
おしゃべりしたい人も少なくなった。

相変わらず制作の毎日。毎日眠気と格闘中。
もうすぐおわる。

さて
展示する日が楽しみだ。
怖い気持ちも多いにあるけどね。
他人の反応を見てみたい。


ciao ciao






2014年7月17日木曜日

malen malem...

最近はひたすら毎日制作の日々。
頭の中はずっと絵の事ばかり。こんなに短期間で多くの作品を描いた事がないので、
上手に時間を使えていない。 

昼の仕事にも出ているので一日のに二人の自分がいるような感覚。

「私は深いところへ行ってきます。」

絵を描く前に言う言葉は毎回決まっている。
深い深いところへ行ける日はいい絵がかける。
そう、冴えている日。

浅瀬でももがく日は本当に苦しい。納得できない絵が出来上がる日。
 少しずつでもいい、慣れていくしかない。



アッ 油絵始めました。。。。



ciao ciao

2014年6月27日金曜日

Neue Wohnung

お家を引っ越してもうすぐ一ヶ月経つ。
ナメクジがいたり、くもがいたり、傾いていたり。
色々な築50年の平屋。 やはり古いモノと自分の相性は合うようで、毎日家に帰るのが楽しみなんてなんだか久しぶりな事。時間をかけて探して良かった。

お休みだった今日は気になっていた近所のパン屋さんに行って来た。
@Nishi Pain

いいな〜 と思う場所に出会えて嬉しかった。
好きなモノのストライクゾーンが狭すぎていつもはあらばかりを探してしまう自分だが、このパン屋さんには脱帽。
 何かいいって、見た目を上回る味を提供しているところだ。




この土地でどんな生活がまっているのかワクワクしている。
福岡も色々な顔を持っているのだと、実感中。



ciao ciao

2014年5月23日金曜日

In the morning



そこに朝がある
私が朝を迎える準備ができていない事などは 朝にとってはどうでもよく
意味もなく 無意味でもなく ただただそれを受け入れるしかなく
私は朝をながめる 

いつものように 当たり前のように

冷たく白い光が差し込み 私を暗闇から解放してゆく
朝はまぶしく すべてを肯定する 


あれは希望にちがいない




ciao ciao

2014年5月12日月曜日

Balthus展

先日8年ぶりに東京に行ってきた。
急に行く事が決まったので滞在も短く、あまり見て回る事はできなかったけど東京都美術館で開催しているBalthus展を鑑賞しに行ってきた。





とてもBalthusが好きになった。人柄とかも作品も。
あとスイスのアトリエを再現されており感動してしまった。本人の気が漂うようで。

天気がいい日だったので、上野公園を歩いた。
ピースフルで自由な空間が、居心地がよかった。踊っている人、楽器を奏でている人、絵を描いている人、とにかくボ〜っとしている人、寝ている人。色々な人々が奔放に公園を楽しんでいた。 


じっくりことこと じっくりことこと 自分の作品を作っていこう。Balthusにも背中を押されたのでこれを機に変化していけたらと思う。点と点を少しずつ繋げてどこまでも伸びていく事にしよう。終わりはきっと来ないでしょう。



ciao ciao

2014年4月21日月曜日

2年ぶりのマミー。

スイスから2週間、お姑さんとその友達のジョバンニがやってきた。
2年ぶりに二人に再会。 久しぶりで嬉しく、楽しい2週間だった。
昨日帰国してしまい、少しおセンチな気分。

ジョバンニはスイスに住んでいた頃に一室をアトリエとして借りていたり、絵を買ってくれたりしてくれた。親戚のような人。
マミーはスイス時代の2年間同居していたので沢山愛情をもらい、お世話になった。今でもよくスカイプで会話しているので久々な気分な無いけど、実際に会うと嬉しい。
自分の母とは違った部分で母のようなところがあり、色々と甘えてしまう。

狭いうちの家に2週間もイタリア人が2人増えるので若干心配していたが、楽しかった。
賑やかでよくしゃべり、とにかく冗談が好きな人種。ずっと笑いっぱなしだった。色々と懐かしく、空いていた穴が埋まるような感覚だった。
日本人的な感覚の部分と、イタリア・・・もしくは欧米的な部分の感覚。日本でどこか寂しくなり、恋しくなっていた感覚。ふわ〜っとしているがそんな感じ。




マミー日本で初カット。私の行きつけの美容室にて。美容師さんもイタリア語を勉強中なので実践的な練習をしながら。時々私の通訳交えて、楽しい時間が過ごせたよう。








ジョバンニは初日本。日本の食べ物は寿司だけじゃなくて美味しいモノが沢山あると言っていた。納豆はやっぱり駄目だったけど。日本酒の旨さに目覚めてしまい、毎日飲んでいた。おちょこも手に入れて大満足だった。


いつの間にか別の国に家族ができた。
最初は形だけだった関係も、時が経つと愛情が生まれ、特別な関係になる。
日本人と話すレベルの的確に思いを伝える共通の言葉は無いけど、それでも一緒に居ると落ち着くし、温かい。
義母の作るトマトソース。ラザニア。アイロンを掛ける姿。今ではそれを懐かしいと思い愛しくなっている。 こうやって家族は大きくなるのかとしみじみする。


またその味を忘れる前に作ってもらいにいこう。来年にでも。



ciao ciao

2014年3月31日月曜日

"Atelier Ma"

一年前くらいからひっそりと始めた人形のartwork Atelier Maアトリエ・マ
ひっそりとゆっくり作って。いつか販売していこうか思って。でもまだ数が少なすぎて。


 「Crazy puppen」 狂い人形ゴムシリーズ





Geburtsgeschenkお誕生祝い人形シリーズ

 



お誕生祝いは友人達の出産祝いに作ったもの。
地道に増やしていこう。


★ ★ ★



ブログを久しぶりに綴るので、最近モクモク考え事をした事を。

◆大人と子供について。

日本でいう「大人の対応」に疑問がある。
昔から周りを見渡せば私だけ何かを突き止めようと必死になっていた。
疑問があれば解決するまで考えて、対象が人であればしつこく質問をしてきた。
そんな自分も嫌にもなったがどうにも適当には折り合いをつけれなかった。
嘘が嫌いで正直に生きて行きたかった。

周りはそれを「子供っぽい」か「気が強い」と言っていた。
もしくはなんでもハッキリ言う人だと。
それが悪い事のように言われた。悲しい時もあった。もちろん自分も沢山悪かった。

日本でいう「大人」は気になる事も口にせずに察して知らないふりをする事。
それが気を使える人であるらしい。気の使えるのは素敵だが、それを利用して逃げる事も容易くできる。本人目の前にして口に出さずに、隠れて口に出す事。
それが「大人」。そして忘れたフリをして起った出来事が記憶から散っていくのを待つ事。それが「大人」だった。 


でもヨーロッパでは逆転していた。

日本で言う「大人」は「幼稚」だった。
スイスで生活して見てきた「大人」はクールでスマートに事実を見つめて話合える人。意見を言い、聞き、お互いに納得いくまでとことん話す事。 私はそのタイプの人の多さに感動した。

それと、あんなに気が強いと日本で思われていた私なんか、甘い甘いシュークリーム程度だった。上には上が、その上には上が、またその上が。

語学学校には色々な国の人種が集まって、面白かった。ラテン系の生徒がとにかく主張が強く、いい年でも同じくらいの年の先生に歯向っていったり。めちゃくちゃだった。
喜怒哀楽がそこら中に漂っていて、人間らしく、刺激的だった。
これはこれで「大人」からかけ離れた光景だった。

どっちの「大人」が心地良いかは人それぞれだ。
でも私は後者のほうが信頼できる。そしてそうありたい。


ciao ciao







2014年2月25日火曜日

テテップゥ、そして長太郎

第2回 ホーホーハトブエテテップゥ の展示が終わりました。
21名の佐賀に縁のあるクリエイターの一人として参加させて頂きました。




(Photo by Koichiro Fujimoto)
                  

博多人形といい佐賀の尾崎人形といい。
伝統ある人形に絵を描かせて頂く事はとても新鮮で感慨深い。
好きな場所のこれからに少しだけ携れた気がして嬉しい限り。

最終日には打ち上げに参加。「あうん」という名の古くて小さくて何ともシャレた居酒屋さん。お酒もご飯もとってもおいしかった。出てくる料理の器も必見。
最近私の知らない佐賀がどんどんでてくる。
もっと佐賀に足を運びたくなる今日このごろ。



ciao ciao

2014年2月17日月曜日

鳥を意識すること、しないこと

「想像しなおし」
現状を疑い、別の可能性を模索する態度のこと。  

らしい。

Jan. 5–Feb. 23, 2014まで開催されている福岡市美術館のグループ展のタイトル。
先日観に行った。『狩野哲郎』さんのインスタレーション作品がとても好きになった。

※Webより写真拝借

この部屋に1羽のムクドリが放たれて、自由に生活している




こちらは別展示の写真


小物や空間の使い方。色味。鳥を放つところ。
いろんなポイントで心がウキウキする。

作品集の出版はまだないとの事。今後も観たいと思う作家さんがまた一人増えた。
また狩野さんの別のインスタレーションも見に行きたいな。




ciao ciao




2014年2月12日水曜日

auf dem Weg nach Saga


佐賀への道のり。久しぶりにゆっくりとJRの電車で。作品の搬入が目的。
20年ほど前の私は同じ道のりを半額の料金で思い立った週末に突然一人で旅をした。
祖父母がいる佐賀が心の故郷。小学生中学年くらいから500円玉をみるとこのお金で佐賀まで行けるなぁ と自然に考えるくらいその旅が大好きだった。

駅まで迎えにきてくれた大きな背中の祖父。今は結石で入院中。
でも今でも大きくてかっこいい祖父。威厳は保たれたままの山の男。

何度も何度も一人で来ている佐賀駅。
今回はいつもの出口と反対方向を歩く。その方向には古くて味のある建物が多かった。
この20年。反対の出口から広がる景色を知らなかった。古い街なのに私の中では新鮮。



 大人になった私は誰も迎えにきてくれなくたって他の土地も怖くない。


もっともっと佐賀を知りたいと思う。
素敵な建物が残っているし。面白い事をしている人も沢山いる。
私もいつか祖父母の過疎の村に人を集める事ができれば、そう思った一日だった。



ささぐりむいて一生山女
ケサグリ

私の曾祖母の俳句。生前は俳句の先生だったので墓石にも彫ってある句。
佐賀はに行くたびにいつもワクワクしていた。今まで沢山の友人を山の中の祖父母宅に連れていった。人に教えたくなるモノがそこに有るという事だ。

それはずっと変わらずに今でも有る。
それを共有していける何かを起こしたいなぁ〜  まだふわっとしているけど。

↓祖父母が住む村のサイト。至福の村として紹介してもらって光栄です。
http://chiyanoki.net/dayori.html

Ciao ciao

2014年1月28日火曜日

*展示のお知らせ*

第2回 ホー ホー ハトブエ テテップゥ.」という企画展に参加させて頂きます。 
日程 2/11 - 2/23  
場所 Perhaps Gallery in 佐賀

佐賀駅から近くです。 今回は尾崎人形に絵付けです。笛になっているキュートな伝統玩具です。ホーホー鳴ります★ 


先日は尾崎人形の職人さんの元へ絵付けに伺いました。


ゴロゴロと並べられていた石膏の人形の型。
程よく粘土などの色が交わり素敵なアイボリーになっておりました。

ciao ciao

2014年1月20日月曜日

30th Birthday

先日30歳になった。 

日付が変わる瞬間にお花の中でも大好きな「マツムシソウ」の絵を描いていると、
友達から「松虫草」とタイトルが付けられた素敵な曲が贈られてきた。凄い偶然!
人生で曲をプレゼントされる事なんてこれからあるだろうか。とても嬉しかった。

on Paper 257 x 364mm

 



 実際の大きさより随分しゃしゃりでてしもうた。まぁいいや。だってすきだもの。


「松虫草」またの名を「スカビオサ」。お花屋さんでは「スカビオサ」が一般的。でも私は「松虫草」 と呼ぶ。 この名前の素朴で「虫」が入るところがスキ。
スイスの街にもよく咲いて、数年間ずっと名前を探していた。
小さくて茎も弱め。野に咲く花らしい控えめな風貌で可愛い。

さて、30代もさらに幼稚と成熟を行き来して楽しもう。


ciao ciao




2014年1月8日水曜日

2 0 1 4


HAPPY NEW YEAR 2014

明けましておめでとうございます。つぶやきに近いブログなので誰もみちゃいないと思いますが、今年も宜しくお願いいたします。



祖母宅で本格的な門松制作を横目に何となくしめ縄を作ってみた。
頼りない感じが気に入った。

・今年のテーマは 『 狂 』
クレイジーに制作する一年にしたい。
プライベートではイタリア語の勉強を開始〜。

別の仕事の疲れで2013年は何となく制作のペースが落ち気味で、計画通りに作品を描けていなかったので2014年はもっと制作に時間を費やそう。
絵の具にまみれて寝てしまうくらいのイメージで。新しい事にも挑戦したい。

絵本制作も地道に続けているけど、思ったように進まないので今年こそは完成させて何処かしらに送りたいと思っている。とにかく集中力が続かない。そこを改善したいな。

話は突然変わり、
年末に話題のドキュメンタリー映画「キューティー & ボクサー」を鑑賞した。
イチ絵描きとして色々と思う事があったので忘れないうちにざっと書きたい。
映画としては面白いのでオススメできる。でもどうしてもウシオさんの作品が自分の好みじゃなかったから何故のりこさんのほうが作家として有名ではないのか不思議に思えた。そしてネットでもあの二人に憧れる人がとても多い印象を受けたが、全くその気持ちに同感できない。それはそもそもウシオさんの作品をいいと思えないからだと思う。
映画の中では素敵夫婦に見えるけど、実際自分がのりこさんだったら私はきっと無理だろう。アーティスティックな性格は面白いけど、ウシオさんからは私生活の美しさが感じられなかった。それが本当の芸術家であればそれを求める私は芸術家ではないのだろう。ただ、あの映画の中でのウシオさんは売れたいだけのアーティスト見えてしまって、作品への愛や思いが映像では伝わらない。 もしくは意図的されてるのかな。
もし実際の本人は違うのであればそれはそれで、ドキュメンタリー映画としての映し方に問題があるのかな。 とにかく見終わって、ムクムクと未だに考えさせられている。

以上すごーく偏った個人的な感想だが、これだけ感想がでてくるくらいなので、結果的にはいい映画と思う。


ciao ciao