小津安二郎の映画「お早う」
好きな日本映画作品の一つ。
今朝バス停で、オレンジ色の風変わりなサングラスをかけた初老の男性がバス停前にある美容室の植木をまじまじと一つずつ観察してバスを待っていた。
そこへ美容室から若めの男性店主が現れた。
「この植木はまた生き返って綺麗な葉が生えてるね〜」
「ツヤがいいね〜、元気がでるよ」
サングラスのおいちゃんは清々しい笑顔で店主と話していた。
こんな会話を聞いているととても幸せを感じるものだ。
そしてふと、映画「お早う」を思い出した。
人間社会で生きていると他人とのコミュニケーションが面倒に感じる事もあるが、
こういった潤滑油の様な日常の当たり前の様で当たり前に出来ない会話を大切にしたいとおもった。なにせ私が描いている世界はまさにこの部分だから。
ciao ciao
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